中華街行事に獅子舞はつきものなのだ



10月1日。
中華街では国慶節のお祝いが小規模ながらもとり行われていた。
(国慶節とは中華人民共和国の建国記念日)

とりあえず私は、事前にイベント情報などをネットで漁って出かけてみた。



が・・・イベント会場を間違えたせいで、たどり着いた時には
すでに文字通り、祭りのあと(涙)

バザーは売り尽くされ、多くの出店も
そろそろ店じまいをし始めていた。
がっくり来た私は脱力感でいっぱいに。。。



微妙な時間差で、演舞を終えたらしい少年獅子舞隊の坊ちゃんたち。

あううう・・・・・・(嗚咽)



出番も終わり、リラックスしているのだろうか。
あちこちで小龍たちの笑い声が。

ああ、虚しい・・・ひゅるるるる〜〜〜〜



しょうがないので、獅子頭でも撮すか。。。ってことで、
国慶節レポの代わりに、ちょっと獅子舞豆知識をば。


とりあえず、中国獅子舞には大きく分けて、
南方獅子舞と北方獅子舞の二大流派が存在するのだが、
どうやら中華街では、南方獅子舞が主流らしく、
カンフーを基本としたきびきびした動作や、
アクロバット的な技などが特徴。

対する北方獅子は優美にまったりと舞うが、
玉乗りや宙返りなどの曲芸チックな大技が見どころ。

外見上の大きな違いは、南方派が色遣いもカラフルで
キュート。北方派は全身をふさふさした長毛が覆っていて、
獅子の威厳を感じさせる外見だ。



こちらは関帝誕のイベント画像。
南方獅子舞は、こんなこともするのだということを見て欲しくてUPした。


高さがまちまちの(大体1.5〜2m)杭の上に直径20pほどの
丸い板が打ち付けてある。

これを足場に、ぴょんぴょん飛び跳ねて舞い踊る獅子は
見ているだけでも手に汗握るドキドキもの。



←全体画像。
ほらね、このように極端に足場の悪いところで演舞するのは至難の業でしょ?
(事実、足を踏み外しての落下事故も度々目撃したしね:汗)

機会があれば、ぜひ一度ご覧になられることをお薦めしたい。
迫力ありまっせ〜〜!!

中国獅子舞団についてご興味を持たれた方は
地元 獅子舞青年団のHPへ



ちなみにこちらは、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」の画像。

画面上、毛むくじゃらで顔も精悍なのが北方獅子。
画面下の色とりどりで、愛嬌のある顔つきの獅子が南方獅子である。
ご参考までに。




そして、甚だ趣味的で恐縮ですけどね・・・
この映画の主人公、黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)師父は実存する佛山出身の
医者であり、同時にカンフーと南方獅子舞の達人だったというのは有名な話。

で、驚くなかれ、黄師父の獅子舞技は時を超え、現代まで脈々と受け継がれる
伝統芸となっていたのである。
南方獅子舞の主な流派は沸山派と鶴山派。
むろん、沸山派の創設者はわれらが黄飛鴻! 下URLは中国のHPだ!!

「黄飛鴻獅藝武術館」




さて、日もとっぷり暮れ、街を後にしようとしたら
運良く青年獅子舞隊に遭遇。

獅子舞隊はこういった記念日などに中華街の店を一軒ずつまわり、
店頭で厄よけと商売繁盛の舞いをして、ご祝儀(採青という)をいただく風習がある。



画像が分かりにくいけど、
店の軒下にヒモでくくりつけた採青がぶら下がっている。

景気のよいドラや太鼓が打ち鳴らされるなか、
2人一組で踊る獅子は、頭役の踊り手をもう一人が
ひょいっと肩にのせて立ち上がり、採青を口でパクリとキャッチ。


キャッチした瞬間、爆竹の炸裂音が辺りに響き渡り、
大勢の見物人からも、おおおお〜〜〜っという歓声と拍手が。

かくして、無事にお役目を果たした獅子は、
休む暇もなく次の店の店頭で舞いを始め、人々の輪はいつまでも
崩れることなく、獅子を取り囲んで移動を繰り返すのだった。

いやあ、獅子舞サイコー!!
(国慶節レポしなくてごめんなさい:平伏)



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